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2024年10月2日

【会員企業の活動】重症心身障害児(者)施設のイベントにボランティア参加

東京都多摩市にある重症心身障害児(者)施設、島田療育センターが行う地域との交流イベント「わいわい祭り」が、去る9月14日に開催され、pp奨学金の運営をサポートする遊技産業の関係者もボランティア参加しました。

島田療育センターは、1961年に開設された日本で最初の重症心身障害児(者)施設です。当時の東京都遊連の副会長で日本橋遊技場組合の組合長だったホール経営者、故・島田伊三郎氏が、現在の多摩センター駅近くの土地を私財を投じて確保した場所に建てられました。現在では約240名の方が入所して生活をされるなど、地域における障害児(者)療育支援サポートセンターとしての役割を担っています。

その島田療育センターにおける「わいわい祭り」のイベントの運営をサポートしているのが、都内のパチンコ店の関係者を中心とした業界有志で組織する「島田療育センターを守る会」です。センターが経営危機に陥った1975年、「我々の先輩が私財を投げうってまで願ってやまなかった福祉の火を消してはならない」という強い思いで立ち上がったものです。その設立以来、一度も欠かすことなく毎年行っている募金活動では、寄付金の累計が2億6千万円を超えているほか、センターの行事にも積極的に参画し、物心両面の支援活動を続けています。

今回の「わいわい祭り」では、守る会が用意した各種のゲーム、アトラクションで入所者や職員のほか、地域の方々などに楽しんでいただきました。また、今回はパチンコ機メーカーの豊丸産業が福祉向けパチンコ機を、パチスロ機メーカーの北電子が人気パチスロ機の「ジャグラー」シリーズをそれぞれ用意して参加。各病棟を回り、入所者の皆さんにパチンコ、パチスロを楽しんでいただいたほか、昨年に引き続き敷地内の草刈りのボランティアも行いました。